教育

地理学講読演習I 2017(前期)

Feminist Political Geographyとは何か

教室と時間
文学部新築棟363号室
毎週木曜日、午後1時から2時30分

担当教員:山崎孝史(やまざきたかし)
研究室:文学部増築棟358号室
教室:文学部増築棟363号室(地図参照)
電話:06-6605-2407 Eメール:yamataka[at]lit.osaka-cu.ac.jp
オフィスアワー:事前連絡があれば随時面談可能です。

I 担当教員のプロフィール

1961年京都市生まれ。専門は政治地理学、特に地政学、社会運動、アイデンティティ・ポリティクス。調査フィールドは沖縄。日米安全保障関係の変化と沖縄の社会運動や投票行動との関わりを研究中。特技は合気道(4段)。米国西部コロラド州に1998年から2001年まで3年間在住。

II 演習概要

本年度前期の講読演習は、フェミニスト地理学に関する基礎概念を理解したうえで、Lynn Staeheliアリゾナ大学教授ほか編の Mapping Women, Making Politics: Feminist Perspectives on Political Geography (Routledge, 2004)などフェミニスト政治地理学の入門書や論文を輪読し、後期の初めに著者Staeheli教授を本学にお招きしたうえで、ご講演をいただくとともに、受講生や地理学専攻生と懇談会を開催します。

III 演習の構成と評価

(1) 出席:毎週の講義には必ず出席して下さい。出席数が2/3以上の受講生を評価対象とします。欠席の場合は減点しますが、病欠などの場合は診断書のコピー等の提出があれば減点しません。

(2) 前半の課題:オンラインの英文地理学辞典でフェミニズムの基礎概念について理解し、Mapping Women, Making Politics: Feminist Perspectives on Political Geography(Routledge, 2004)のイントロダクションを読んでフェミニスト政治地理学の基本的枠組みを把握します。各自の担当部分の翻訳文と疑問点をGoogleドキュメントにアップロードして発表して下さい(40点)。

(3) 後半の課題:引き続きMapping Women, Making Politics: Feminist Perspectives on Political Geography(Routledge, 2004)収載の論文を読み、各自の担当部分の翻訳文とGoogleドキュメントにアップロードして発表して下さい(40点)。

(4) 演習の内容に即してフェミニスト政治地理学に関わる英文ニュースを選び、その内容を要約・論評して下さい(20点)。

(5) 著者によるセミナー:後期に著者を大阪市大に招聘し、著書の内容に関するセミナーを実施する予定です。成績認定後ですが授業の一環となりますので、出席し質疑応答に参加できるよう準備して下さい。

Lynn Staeheli教授のプロフィールはこちらをご覧ください。

(6) 総得点60点以上を合格とします。

IV 演習内容

週番号 月 日 テーマ 課題・担当者
1  4月13日  演習の構成  
2  4月20日  フェミニスト地理学とは:訳出 課題文献①
 4月27日  海外出張のため休講  
3  5月11日  フェミニスト地理学とは:理論・概念把握  
4  5月18日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 1  
5  5月25日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 1  
6  6月1日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 1  
7  6月8日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 11  
8  6月15日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 11  
9  6月22日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 11  
10  6月29日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 13  
11  7月6日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 13  
12  7月12日  婦人団体(大阪友の会)聞き取り(補講)  
13  7月13日  Mapping Woman, Making Politics: Chapter 13  
14  7月20日  レポート題材発表(該当者)  
15  8月3日  レポート提出  

V テキスト・課題文献

テキスト:
使用予定のテキストでダウンロード可能なものは以下です。活用方法については講義中に説明します。

Lynn A. Staeheli, Eleonore Kofman, and Linda J. Peake eds. (2004) Mapping Women, Making Politics: Feminist Perspectives on Political Geography, Routledge.

課題文献:
①4月20日午後2時30分までに提出していただく翻訳課題はCastree, N., Kitchin, R., & Rogers, A. (2013) “Feminist geography” in A Dictionary of Human Geography (Oxford University Press)です。Google翻訳で一括和訳し、日本語や文法構造が不自然な部分を原文に即して修正して、翻訳文と疑問点を山崎までメールでご提出ください。

レポート題材サイト(ジェンダー関連記事一覧):
英国 ガーディアン紙 https://www.theguardian.com/world/gender
カナダ グローバルニュース http://globalnews.ca/tag/gender-equality/
米国 USニュース https://www.usnews.com/topics/subjects/gender
フィリピン インクワイヤー紙 http://newsinfo.inquirer.net/tag/gender-issues
日本 ジャパンタイムス紙 http://www.japantimes.co.jp/tag/gender-equality/

VI 辞書サイトとコミュニケーション

翻訳に際してはテキストを一括して機械翻訳するGoogle翻訳や、PDF文書用フリーソフトAdobe Readerにポップアップ翻訳機能を付加できるWeblio英和辞典プラグインがありますので、これらを併用して翻訳を進めて下さい。

演習に関する諸連絡は専用のML(chiri-kodoku)を通して行います。演習日以外にも質問などをポストすることができますので、活用してください。翻訳などで困ったことがあれば遠慮なく教員に相談して下さい。