おしらせ

「現代の地理学」第三回小テスト解答例

以下、第三回小テストの解答例です。詳しい講評などは授業中にお伝えします。

①福島原発事故をめぐる地政言説について、福島県内の農産物や県外への避難者を「放射能に汚染されている」と称して一律に排除することは、自己と他者の空間を重ね合せることによって、事故の被害地域を差別する行為ともなる。

【 重ね合わせる            】→( 区別する、分離する、など    )

 

②2013年と17年に実施された堺市長選挙において、現職候補は「堺の再生」を主張して当選した。その際の得票の地域的パターンは、南区で新人候補が優位となるなど、前回選挙と類似していた。

【 堺の再生              】→( 堺はひとつ、堺の自治を守る、など )

 

③映画「ジュラシック・パーク」シリーズが象徴するのは、観光が再現イベントであり、ホスト側がゲスト側のまなざしや欲望に応え、短時間で冒険的なスリルを味わえるよう、観光対象を制御しようとし(失敗し)ているさまである。

【 再現イベント            】→( 疑似イベント          )

 

④観光空間がホスト側によって意図的に「生産」されることは、例えば沖縄県北谷町の場合、米軍基地の存在やアメリカのイメージが巧みに隠され、観光空間が構成されていることからわかる。

【 隠され               】→( 利用され、操作され、など    )

 

⑤大阪市中崎町に見られる「パラレルワールド」とは、住民が暮らしてきた日常生活の空間に、レトロな古い町並みとして商品化される「地域文化」の価値が重ねられる状態をいう。このような価値を商品価値と呼ぶ。

【 商品価値              】→( 交換価値            )