教育

地理学演習Ⅰ 2021(前期、更新中)

「地域」の成り立ちの深層を解明する
―マイノリティ・コロニアリズム・島嶼の観点から

教室と時間
学術情報総合センター・ラーニングコモンズ 4月22日から遠隔授業(双方向型)に移行します
毎週木曜日、午後1時20分から3時

担当教員:山崎孝史(やまざきたかし)
研究室:文学部棟358号室
電話:06-6605-2407
Eメール:yamataka[at]lit.osaka-cu.ac.jp
オフィスアワー:事前連絡があれば随時面談可能です。

I 担当教員のプロフィール

1961年京都市生まれ。専門は政治地理学、特に地政学、社会運動、アイデンティティ・ポリティクス。調査フィールドは沖縄。日米安全保障関係の変化と沖縄の社会運動や投票行動との関わりを研究中。特技は合気道(4段)。

II 演習概要

本演習は水曜日2時限に開講される「地理学講読演習I」と連動する形で、「マジョリティとマイノリティ」、「コロニアリズムとポストコロニアリズム」、そして「島嶼のリミナリティ」というテーマについて、受講生各自が国内外における社会的事例と地理学的研究を参照しながら、何らかの特徴から「地域」として分節化される空間や場所を成り立たせている深層構造への理解を深めます。なお、本演習は、新型コロナウィルスの拡大状況に応じてオンライン(遠隔)授業で実施する場合がありますので、ご留意ください。

III 演習の構成と評価

(1) 出席・参加
演習に参加(発表・質問・発言)することによって出席とみなします。出席数が2/3以上の受講生を評価対象とします。欠席や課題の未提出・遅れについては減点しますが、体調と関わる場合は考慮しますので、事前ないし事後にお知らせください。オンラインでの受講も可能になるよう、受講予定者は(特に授業時間帯に)インターネットアクセス可能な環境とデバイスの確保を心がけてください。

(2) 予習リーディングについてのコメント投稿
各シリーズの初回にはテーマの解説を行いますが、その際の予習リーディン課題についての感想や疑問点(200字程度)をWebClassの掲示板に投稿してください。(評価配分40点)

(3) 課題プレゼンテーション
平均2週間に1回の発表が義務付けられます。いずれも与えられた課題について受講生の議論をリードする発表を行います。(評価配分60点)

(4) 総得点60点以上を合格とします。

IV 演習内容

 各テーマについてまず関連する新聞記事を検索し、どのような問題が存在するかを理解した上で、具体的な(地理学的)事例と研究の紹介に移ります。前期の「地理学講読演習Ⅰ」の内容を有機的に反映させながら、全員でテーマについて議論することを通して、理解を深めます。

週番号 月日 テーマ 参考文献など
1  4月8日  シリーズ1:テーマ解説 マイノリティ・ナショナリズム(『現代地政学事典』106-107)、移民・難民をめぐる包摂・排除(『現代地政学事典』110-111)
2  4月15日  マジョリティとマイノリティ(社会的事例1)  
3  4月22日  マジョリティとマイノリティ(社会的事例2)  
4  5月6日   マジョリティとマイノリティ(地理学的研究1)  
5  5月13日  マジョリティとマイノリティ(地理学的研究2)  
6  5月20日   シリーズ2:テーマ解説 植民地主義(『現代地政学事典』232-233)、ポストコロニアリズムとは何か(リベラルアーツガイド
7  5月27日   コロニアリズムとポストコロニアリズム(社会的事例1)  
8  6月3日   コロニアリズムとポストコロニアリズム(社会的事例2)  
9  6月10日   コロニアリズムとポストコロニアリズム(地理学的研究1)  
10  6月17日  コロニアリズムとポストコロニアリズム(地理学的研究2)  
11  6月24日  シリーズ3:テーマ解説  海と島嶼(『現代地政学事典』476-477)、第26回人文地理学会政治地理研究部会報告
12  7月1日  島嶼のリミナリティ(社会的事例1)  
13  7月8日   島嶼のリミナリティ(社会的事例2)  
14  7月15日  島嶼のリミナリティ(地理学的研究1)  
15  7月29日  島嶼のリミナリティ(地理学的研究2)  

V 使用テキストなど

現代地政学事典編集委員会編『現代地政学事典』丸善出版、2020年(電子ブック)
山﨑孝史『政治・空間・場所―「政治の地理学」にむけて』ナカニシヤ出版、2013年

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このほか参考文献(データベースや単行本・学術論文等)は学術情報センター・ライブラリーサービスHPおよび同センターが所蔵するデータベースから利用して下さい。演習に関する諸連絡はWebClassを通して行います。演習日以外にも質問などをポストすることができますので、活用してください。