I 担当教員のプロフィール
1961年京都市生まれ。専門は政治地理学、特に地政学、社会運動、アイデンティティ・ポリティクス。調査フィールドは沖縄。日米安全保障関係の変化と沖縄の社会運動や投票行動との関わりを研究中。特技は合気道(5段)。米国西部にあるコロラド大学ボールダー校地理学部大学院に1998年から2001年まで3年間留学。
II 授業概要
本年度前期の講読演習は、シラキュース大学地理環境学部の大阪万博フィールドワークと連携する形で、シラキュース大学の授業でも用いられるリーディング課題の一部を精読します。シラキュース大との大阪万博共同フィールドワークは5月26日(月)終日で実施します(菅野先生担当の地理学演習は休講扱いとなります)。地理学コース3年生ほかで参加を希望される場合は、入場券の購入や他の授業出席との調整が必要になりますので、それが可能な場合はご参加ください(他コース生の参加は必須ではなく、成績とは直接関係しません)。また、5月24日(土)に大阪公立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)で実施されるシラキュース大のクック先生の講演会は出席が奨励されます。
III 到達目標
本年度前期の講読演習は、大阪万国博覧会の開催に合わせて、日本における博覧会イベントの政治地理的意味について、英語文献から理解していきます。また、米国シラキュース大学の地理学専攻生を大阪に迎え、フィールドワークの共同実施を通して国際的な研究交流を図ります。この授業によって、英語読解による地理学的な視角や知識が習得できるようになり、大阪、日本、そして世界からの万博へのまなざしを理解するとともに、国際交流を介して、国際的な視角と感性を磨くことができるでしょう。
IV 演習の構成と評価
(1) 出席:指定された期日までに各週の課題を提出し、他の人の課題にコメントすること、そして当日に授業参加することによって出席とみなします。出席(課題提出)数が2/3以上の受講生を評価対象とします。未提出や提出が遅れた場合は減点しますが、やむを得ない事由のある場合は考慮しますので、事前ないし事後にお知らせください。
(2) 各週の課題:オンライン翻訳サイト(DeepL)を用いて、翻訳課題箇所について、全員で翻訳を進めます。課題箇所の翻訳文と疑問点を演習実施日の前々日(各週土曜日)の午後5時までに指定のサイト(Googleドキュメント)にアップロードして下さい。また演習実施日の前日に翻訳担当以外の箇所についてもコメントを付して下さい(70点)。
(3) 完成された翻訳に対するコメント:二つのテーマと関わる全体討論を実施します。各テーマの完訳を参照し、各自の意見をGoogleフォームなどを使って収集し、討論の素材とします(30点)。
(4) 以上の課題の内容を評価し、総得点60点以上を合格とします。
IV 演習内容(調整中)
演習の日程や課題内容は状況に応じて変わることがありますので、ご了解ください。6月2日は5月26日の振替休日になりますが、菅野先生の地理学演習が本授業の時間帯を含む2コマ連続で実施される予定です。
週番号 | 月 日 | テーマ | 課題文献 |
1 | 4月14日 | Introduction: What is the World Exposition? | TBD |
2 | 4月21日 | Modernity on Display: The 1940 Grand International Exposition of Japan (1) | Kargon et al (2015), Ch. 5 |
3 | 4月28日 | Modernity on Display: The 1940 Grand International Exposition of Japan (2) (Possibly online class) | Kargon et al (2015), Ch. 5 |
4 | 5月12日 | Modernity on Display: The 1940 Grand International Exposition of Japan (3) | Kargon et al (2015), Ch. 5 |
5 | 5月19日 | Preparation for fieldwork | TBD |
6 | 5月24日 | Lecture by Dr. Natalie Koch from Syracuse University | TBD |
7 | 5月26日 | Fieldwork at the EXPO site | TBD |
– | 6月2日 | No class | |
8 | 6月9日 | Modernity on Display: The 1940 Grand International Exposition of Japan (4) | Kargon et al (2015), Ch. 5 |
9 | 6月16日 | Discussion on the translation | Kargon et al (2015), Ch. 5 |
10 | 6月23日 | Performing Japan in the ‘World of Tomorrow’ (1) | Peterson (2020). Ch. 4 |
11 | 6月30日 | Performing Japan in the ‘World of Tomorrow’ (2) | Peterson (2020). Ch. 4 |
12 | 7月7日 | Performing Japan in the ‘World of Tomorrow’ (3) | Peterson (2020). Ch. 4 |
13 | 7月14日 | Performing Japan in the ‘World of Tomorrow’ (3) | Peterson (2020). Ch. 4 |
14 | 7月21日 | Online assignment (no class) | TBD |
15 | 7月28日 | Discussion on the translation | Peterson (2020). Ch. 4 |
V テキスト・課題文献
Kargon, R.H., Fiss, K., Low, M., and Molella, A.P. (2015) World’s Fairs on the Eve of War: Science, Technology, and Modernity, 1937–1942. University of Pittsburgh Press.
Peterson, W. (2020) Asian Self-Representation at World’s Fairs. Amsterdam University Press.
他の課題文献は適宜リンクを貼っていきます。
VI 辞書サイトとコミュニケーション
翻訳に際してはテキストを一括して機械翻訳するDeepLをはじめとするAI翻訳サイトがありますので、これらを効果的に活用して翻訳を進めて下さい。活用の仕方はGoogleドキュメントを通してお知らせします。
演習に関する諸連絡はGoogleドキュメントやMoodleを通して行います。演習日以外にも質問などをポストすることができますので、活用してください。翻訳などで困ったことがあれば遠慮なく教員に相談して下さい。