政治地理研究部会 第24回研究会開催のご案内

1200px-Kyoto_Municipal_Museum_of_Art_-_IMG_5719  日時: 2018年5月26日(土)午後1時30分~4時30分(予定)
 会場: 新大阪丸ビル新館3階300号室
〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18-27
JR新大阪駅東出口より徒歩3分
※会場へのアクセス方法はこちらをご参照ください。

<発表>
公共施設へのネーミングライツ導入と合意形成
―京都市美術館を事例にー

<発表者>
畠山輝雄(鳴門教育大学)

<コメンテーター>
原口 剛(神戸大学)

<要旨>
近年,財政難の自治体の収入確保策として,施設の名称を企業等に売却するネーミングライツ(施設命名権)が多く導入されている。新国立競技場への導入も検討されており,今後さらなる議論となるものと考えられる。しかし,公共施設名に企業名が付与されること,施設名から地名が消失するケースがあること,行政の独断で導入が決定されることなどから,住民との合意形成に苦慮するケースがみられる。そこで,京都市美術館を事例に,公共施設へのネーミングライツ導入にかかわる反対運動や合意形成について考察し,公共施設へのネーミングライツ導入にかかわる論点について考える。


<連絡先>
畠山輝雄(鳴門教育大学)
E-mail: thatkeyama [at] naruto-u.ac.jp [at]は@に置き換えてください。