2018年度卒業論文

佐藤 璃奈(さとう りな)

尾道三部作が創り出す場所へのイメージ―イメージの形成とその影響 論文(pdf 917KB)

 卒業論文を書くにあたってサポートしていただいた山崎先生をはじめ、学部の先輩方や仲間にはたくさん助けてもらい、非常に大きな支えとなりました。一人では絶対に完成させることができなかったと、今になってひしひしと感じています。支えてくださった皆様、誠にありがとうございました。
テーマを決めるところから、それを地理学とどう繋げていき、どのように研究を進めていくのか。最初から最後まで頭を悩ませながら進めていました。一体いま自分は何を明らかにするために調査しているのかわからなくなるときもあり、その度に自分の手が止まってしまうことが何度もありました。しかしそんな時、月に一度山崎先生に面談をしていただくことで頭の中を整理することができました。何を考え、何に悩んでいるのかを言葉にして誰かに伝え、整理することが調査を進めていくうえでいかに重要なものかを学ぶことができました。
 お世辞にも完成度が高いとは言えないものとなりましたが、4年間の集大成となるものを自分の手で完成させる、というところに大きな意味があったのではないかと思います。執筆にあたって学んだことを、今後の生活においても活かしていけたらと思います。

私からの一言:尾道を実際訪れ、メディア(新聞記事)が創り出すイメージを分析する方法までは固められたのですが、具体的な地域の形成とどう関わっているかを更なる現地調査で明らかにできたらよかったですね。

瀧口 都(たきぐち みやこ)

伝統野菜の地域性を維持する取り組みの実態と課題―大阪府なにわの伝統野菜を事例に 論文(pdf 618KB)

私からの一言:ここでは口頭試問前に提出された論文をアップロードしています。何度かお願いしたのですが、試問後に修正された論文をご提出いただいていません。種子から伝統野菜の地域性を考えるという興味深い論文であるだけに、未修正版のままでは残念ですね。

貫名 隆洋(ぬきな たかひろ)

外国人の地域への定住過程における公営住宅の役割―群馬県伊勢崎市のベトナム難民を事例に 論文(pdf 1.26MB)

 今回、卒業論文を執筆して、次の2点の重要性を感じました。1つ目は、自分の中で何を明らかにするかを明確にすることです。自分の場合、3回生の演習の時から外国人の居住には興味があったものの、いざ卒業論文を書くとなると自分が明らかにしたいことがはっきりと定まりませんでした。そのため、調査対象や聞き取り相手の決定に時間がかかってしまいました。
 2つ目は、地理学における現地調査の重要性です。現地で調査することでしか分かってこないことや、つくることのできない人間関係が多くありました。現地に行く時期が遅かったことで、卒業論文の内容が中途半端なものとなってしまいました。調査は可能な限り時間をかけて早い段階から行うべきでした。
 最後に、卒業論文を執筆するにあたり、インタビューに協力していただいた皆様や聞き取り調査を快く受けて下さった皆様には、大変お世話になりました。また、卒業論文の構想の段階から実際に執筆する段階まで細かく丁寧にご指導いただいた山崎先生をはじめ、地理学教室の先輩方・同期には、大変感謝しております。

私からの一言:大阪にいながら敢えて伊勢崎というフィールドを選んで、取り組もうとされた姿勢は評価できます。しかし、現地調査を始めるタイミングが遅れ、調査期間も短かったので、論文のテーマを深めることが難しかったですね。大学院での研究への教訓にしてください。